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どれも一緒じゃないの?【理由を表す接続詞:because, since, as】

さて、本日はタイトルの通り、

「理由を表す接続詞」、because、since、asのニュアンスの違いについてです。




最初に完結にまとめてしまうとこうです!


because → 理由を説明するとき。原因について言及するとき。

since  →これから述べる内容の根拠を述べるとき。

as   → 基本はbecauseと同じ。

      だが、接続詞asはたくさんの用法があるので避けるのがbetter



それでは、一つずつ説明していきます!



 

because


理由を表す接続詞としては最もメジャーなものですね。

こちらは、一般的な理由説明の際に使われます。


例えば、


"Why were you absent from school today?"(今日、なんで学校休んだの?)

"Because I've caught cold.." (風邪ひいちゃって…)


(becauseは接続詞のため、本来であれば[S+V, beucase S+V]のように説と説をつなげる形で用いなければなりませんが、"Why?" で尋ねられた際に返答として用いる場合のみ、慣習的に[Because S+V]という単独節での使用が可能です。)



また、以下は複文での使用の例です。


"I couldn't attend the party, because I was sick."

(病気だったのでパーティに参加できなかった。)


このように、事実(=パーティに参加できなかった)の裏付けとなる理由(=病気だった)を説明する際に使います。

この文において重点が置かれているのは、「病気だったから」という理由を説明している赤字の部分です。


 

Since


sinceは、「これから述べる内容の根拠を述べる時」に使われます。


どういうことかというと、

既知の事実を理由に、何か主張を伝える時」です。


さきほどのbecauseと異なり、既知の事実を述べる際に使われるため、Whyで尋ねられた際には用いることができません



例えば、


"Since you are the manager here, you should form all opinions."

(君はここのマネージャーなんだから、全ての意見をまとめるべきだ。)



「あなたがマネージャーである」ということは周知の事実ですし、当然「あなた」も知っています。本人なので当たり前です。


この文において一番重点が置かれているのは、「意見をまとめるべき」という主張になっている赤字の部分。


つまり、sinceは意見のサポートに使われるということですね。



補足ですが、英語では、重要な内容は文の後半に置かれるため、

becauseは複文の後半に、sinceは前半に使われる傾向が高くなっています!



 

AS


さて、最後にasですが、


理由の接続詞として用いられる際、意味はbecauseとほぼ同じです。



ただ、

"as you might know (おそらくご存知の通り)",

asには多くの意味があるため、意味の混同を招きやすく、使用は避けた方が無難です。



asの用法についてはまた次回、別の記事でご紹介しますね!


 

3つの違い、ご理解いただけたでしょうか?

最後にもう一度だけ確認しましょう!

because → 理由を説明するとき。原因について言及するとき。

since  →これから述べる内容の根拠を述べるとき。

as   → 基本はbecauseと同じ。

      だが、接続詞asはたくさんの用法があるので避けるのがbetter



それではまた!

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