どれも一緒じゃないの?【理由を表す接続詞:because, since, as】
- Moeko
- 2021年6月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年3月24日
さて、本日はタイトルの通り、
「理由を表す接続詞」、because、since、asのニュアンスの違いについてです。
最初に完結にまとめてしまうとこうです!
because → 理由を説明するとき。原因について言及するとき。
since →これから述べる内容の根拠を述べるとき。
as → 基本はbecauseと同じ。
だが、接続詞asはたくさんの用法があるので避けるのがbetter
それでは、一つずつ説明していきます!
because
理由を表す接続詞としては最もメジャーなものですね。
こちらは、一般的な理由説明の際に使われます。
例えば、
"Why were you absent from school today?"(今日、なんで学校休んだの?)
"Because I've caught cold.." (風邪ひいちゃって…)
(becauseは接続詞のため、本来であれば[S+V, beucase S+V]のように説と説をつなげる形で用いなければなりませんが、"Why?" で尋ねられた際に返答として用いる場合のみ、慣習的に[Because S+V]という単独節での使用が可能です。)
また、以下は複文での使用の例です。
"I couldn't attend the party, because I was sick."
(病気だったのでパーティに参加できなかった。)
このように、事実(=パーティに参加できなかった)の裏付けとなる理由(=病気だった)を説明する際に使います。
この文において重点が置かれているのは、「病気だったから」という理由を説明している赤字の部分です。
Since
sinceは、「これから述べる内容の根拠を述べる時」に使われます。
どういうことかというと、
「既知の事実を理由に、何か主張を伝える時」です。
さきほどのbecauseと異なり、既知の事実を述べる際に使われるため、Whyで尋ねられた際には用いることができません。
例えば、
"Since you are the manager here, you should form all opinions."
(君はここのマネージャーなんだから、全ての意見をまとめるべきだ。)
「あなたがマネージャーである」ということは周知の事実ですし、当然「あなた」も知っています。本人なので当たり前です。
この文において一番重点が置かれているのは、「意見をまとめるべき」という主張になっている赤字の部分。
つまり、sinceは意見のサポートに使われるということですね。
補足ですが、英語では、重要な内容は文の後半に置かれるため、
becauseは複文の後半に、sinceは前半に使われる傾向が高くなっています!
AS
さて、最後にasですが、
理由の接続詞として用いられる際、意味はbecauseとほぼ同じです。
ただ、
"as you might know (おそらくご存知の通り)",
asには多くの意味があるため、意味の混同を招きやすく、使用は避けた方が無難です。
asの用法についてはまた次回、別の記事でご紹介しますね!
3つの違い、ご理解いただけたでしょうか?
最後にもう一度だけ確認しましょう!
because → 理由を説明するとき。原因について言及するとき。
since →これから述べる内容の根拠を述べるとき。
as → 基本はbecauseと同じ。
だが、接続詞asはたくさんの用法があるので避けるのがbetter
それではまた!
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